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浪江町 請戸漁港 “請戸もの”
「常磐もの」としてブランドを築いた福島県沖の海産物。
中でも請戸漁港で水揚げされる“請戸もの”は高い評価を受けています。
請戸漁港は福島県双葉郡浪江町の最東端、
請戸川河口に築造された河口港で、
福島県浜通り地方のほぼ中央に位置しています。
福島県沿岸の海は北からの親潮と南からの
黒潮がぶつかる「宝の海」とも言われ、
ヒラメやカレイ、スズキ、アイナメ、シラスなど
約100種類もの魚介類が水揚げされます。
特に請戸漁港で水揚げされた魚は、
ブランド品として市場でも高い評価を受けてきました。
大正時代までは鰹漁、その後は釣漁業、
昭和30年~40年代には刺し網漁が主流になって
いき、昭和56年には県に登録した請戸の所属漁船が186隻と最高隻数を記録、以降は徐々に
コウナゴ・シラスといった曳網(引網)漁業にとって
代わられていきました。
平成23年3月11日の東日本大震災により防波堤の決壊や岸壁の損傷など甚大な被害を受けましたが、
平成25年度より災害復旧工事が施され、
復興に向けた取り組みが進められています。
マルカワ水産は、2020年4月に9年ぶりに請戸漁港で「競り」が再開されるにあたって仲買人業者として
最初に登録。請戸漁師たちからも信頼が厚く
請戸の漁業復活へむけ日々取り組んでいます。
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