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マルカワ水産・海の雅かわせ 代表 川瀬 洋
よく“請戸もの”の良さを聞かれる。それは、食えば分かるさ
私は、二本松市生まれ育ちですが、子供の頃から、
ずっと請戸に通っていました。釣りとか海水浴だとか。
そこで出会ったのが“請戸もの”です。
料理人のキャリアを磨くために横浜で働いていた時も
“請戸もの” に敵うものには出会えなかった。
だから地元に戻って自分の店「海の雅 かわせ」を
オープンする時、最高の魚料理を出すなら
“請戸もの”を使うしかない。そう決めました。
しかも自分で競り落として自分で運ぶ。
仲買人の許可を取って、
運搬専用のトラックまで用意したんですよ。
いまも新鮮な魚介を手に入れるために
浪江町の請戸漁港へ通っています。
“請戸もの”の良さってよく聞かれるけど、
まず包丁を入れた時の感触が違う。
筋肉質だからスパッといく。
刺身以外も煮る・焼く・揚げる…
何をしても魚本来の旨味がギュッと凝縮される。
“請戸もの”で有名なのは
ヒラメ・カレイやシラウオ・シラスだけど
甲殻類、貝類、最近はアンコウやタコ
なども人気ですよ。
“請戸もの”を一言でいうなら… 食えば分かるさ。
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